WORKS INTERVIEW

「綺麗事じゃなく、内情を理解してくれた」経営者を採用から解放し売上1.5倍を生んだ『卒業前提』の伴走支援とCymbi式フィードバック

「綺麗事じゃなく、内情を理解してくれた」経営者を採用から解放し売上1.5倍を生んだ『卒業前提』の伴走支援とCymbi式フィードバック
業種 化粧品メーカー

成果

  • 7ヶ月間で内定6件、採用決定2名(人事1名・生産管理1名)
  • 社長が事業に集中できた結果、売上が1.5倍に拡大
  • 人事担当者の採用・入社により、企業のフェーズに合わせた最適な支援体制へ切り替え、スムーズな内製化移行を実現
  • 掲載型・エージェント型・スカウト型の使い分けノウハウを社内に蓄積

課題

  • 事業成長期に社長が採用業務に時間を奪われ、本来注力すべき事業戦略に集中できない
  • 上場準備による内部統制の影響で、組織が同じ方向を向いていない
  • 人事・採用の専任者が不在で、掲載型採用のみに依存

選定理由

  • 「時間を空けること」と「専門知見を得ること」を同時に達成できる
  • 採用戦略から実務まで一貫して任せられ、細かい指示なしで自走してくれる

支援内容

  • 採用体制ゼロの状態から、職種要件整理、選考フロー設計(ポジション別面接官配置・日程調整ルール策定)、ATS導入・セットアップまで一貫構築
  • ダイレクトリクルーティングの導入・運用安定化、継続運用体制まで確立
  • 掲載型からエージェント・スカウト型への採用手法転換を実務レベルで支援
  • 社長との壁打ちを通じた採用要件の言語化と戦略設計
  • 社長への面接フィードバックによる採用スキル向上支援
  • エージェントネットワーク構築により、内製化後も活用できる基盤を整備

Cymbi 菅谷(以下菅谷): まず、Cymbiにご依頼いただいた当時の事業状況や課題についてお聞かせいただけますか?

化粧品ベンチャー 代表取締役CEO Tさん(以下Tさん): 当時は役職員22名の組織で、年商約30億円規模でした。12月に上場準備を中止する決断をしたことで、ようやく事業に集中できる環境が整いつつありました。

ただ、上場準備中は内部統制の整備に時間を取られていて、その反動もあり、組織が一本の方向を向けていないという状況が生まれていました。一枚岩の強い組織をつくるためにも、新しい風を吹かせてくれるような人材を採用する必要がありました。

菅谷: Cymbiを選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか?

Tさん: 「時間を空けること」と「知見を得ること」。この2つが目的でした。

まず時間について。人事・採用の専任者がいない状態で、私自身が採用業務に時間を取られていました。でも私は採用の専門家じゃない。社長として事業に集中すべき時間を、採用業務に割いている状況を変えたかったんです。

次に、知見については、自社の採用手法を広げたいという明確な目的がありました。導入前は掲載型の採用手法に偏ってしまっていて、組織に本当に必要な人材とのマッチングがなかなか生まれていませんでした。エージェント活用やスカウト中心の採用手法に切り替えたかったのですが、自分たちだけで実現できたかというと、多分危うい。手法の検証に時間とお金がかかりますから。

専門家に任せることで、私は事業に集中でき、かつ正しい採用手法を社内に定着させられる。それが、導入を決めた理由です。

菅谷: 実際に導入いただいて、会社にはどのような変化がありましたか?

Tさん: 定量的にも定性的にも、期待を大きく上回る変化がありました。

導入前と比較すると1.5倍ペースで成長しており、今月は過去最高の単月売上を更新し、3.5億円を突破しました。

これはCymbiさんに本当に感謝している部分なんですが、久しぶりに事業にフルで集中できました。Cymbiさんがいなかったら、私はもっと採用に時間をかけていたはずです。

私はいつも、誰かの時間を空けるときに「その人の時給の5倍くらいの価値を生んでいるか」と考えます。月収50万円の人なら、社会保険を含めて実質月60万円。残業を含めて170時間働くとすると、時給3,000円です。その人の1時間を空けたら、会社に15,000円貢献したことになる。

社長が自分の時間価値を理解していれば、時間を空けることの価値はすぐ分かります。当社の採用については、私が一番理解しています。自分の会社ですから。ただ、私は採用の専門家ではない。自分がやればクオリティは担保できるとして、それに時間をかけるのが最適なのか、という話なんです。

私が事業成長のために1時間に生む付加価値は、採用業務をやるよりもはるかに高い。Cymbiさんが時間を空けてくれたおかげで、その時間を事業に使えた。それが、売上成長の背景にあると思っています。

菅谷: 支援内容として、特に価値を感じていただいた部分を教えてください。

Tさん: 壁打ち相手になってくれたことに、大きな価値を感じました。採用面での能力が高まったと思います。定例ミーティングとChatWorkで、こちらが思いつくままに話したことを的確にまとめてくれる。採用の求人文も、採用したい人物像も、しっかり言語化してくれました。

コンサルを導入する価値って、最近すごく感じるようになっていて。ただ、外部に委託する以上、こちらより知識がある人じゃないと意味がないんですよ。逆に知識がないなら、自分でやった方がいい。時間の無駄ですから。Cymbiさんは採用に特化しているので、当然こちらより知見があります。だから、私が話したことを的確に言語化してくれたんです。

【実際のやり取りの様子】

※新規ポジションに対する能動的な情報整理とヒアリング

※エージェント心理を鑑みた求人記載内容の修正相談

Tさん:あとはエージェントを増やしてくれたのも助かりました。もともとはリクルート、DODA、マイナビ、ギークリーの4社とお付き合いがあったんですが、うちは化粧品ブランドですし、募集職種も商品開発みたいなビジネス寄りから研究開発の理系人材、管理部門まで幅があって、一社でカバーするのは難しいんですよね。

そこを12社まで広げてもらいました。化粧品・リテールに強いところ、商品開発などビジネスサイド、研究職の理系人材を集めているエージェント、管理部に特化したところという感じで、会社の領域と職種にマッチするところを開拓してもらって。おかげで母集団の質が変わりましたし、職種ごとの使い分けも明確になりました。

それと合わせてATSも新たに導入・整理してもらって、どのエージェントにどの求人を出しているか、誰にスカウトを送るか送らないかが一覧で見えるようになったんです。依頼の抜け漏れがなくなりましたし、職種ごとにどのエージェントに任せるかの判断も早くなりました。そのあたりの仕組み作りが本当に助かりました。

菅谷: 実際の採用成果について教えてください。

Tさん: 7ヶ月間で、内定6件、採用決定2名という成果でした。この結果には、とても満足しています。数字だけ見ると多くないように見えるかもしれませんが、背景には、内定を出したタイミングや会社側の事情が色々とあったんです。

例えば、ある方は当初の予定より遅れて内定を出しました。本当はもっと早く出せば来てくれていたと思うんですが、取引先との関係など会社の事情で、この職種の採用自体がなくなるかもしれない状況があって、引き伸ばしせざるを得なかった。一方で、最後に内定を出した2名は、色々な課題がクリアになっていたから、スムーズに対応できました。

Cymbiさんは、そういう綺麗事じゃない、経営や事業サイド含め複雑な事情の中でやっているということを理解して柔軟に対応してくれたのが、すごく嬉しかったです。

菅谷: 他に、定性面で価値を感じていただいた部分はありますか?

Tさん: 面接のフィードバックですね。私に対する意見は、立場上、社内の人からはなかなか言いづらい部分もあると思うのですが、Cymbiさんは率直にアドバイスをくれました。

第三者から言語化されることで、自分の面接のやり方をよりシャープにできたと思います。面接に同席していただいて、具体的な改善点を指摘してもらう。外部だからこそできることですよね。そういったフィードバックが、すごく自分の成長につながりました。

菅谷: そのフィードバックを素直に受け止められた理由は何だったのでしょうか?

Tさん: 関係性ができていたからですね。最初はどこまでコミットしてくれるのか不安もあったんです。でも、日常のやり取り一つ一つの積み重ねで「信頼できる」と思えていました。その関係性があったから、フィードバックも素直に受け止められたんだと思います。

【面接FBの様子】

※現状OK → 面接FBの様子

※面接・見極めに関するTips共有

菅谷: 現在の採用体制について教えてください。

Tさん: 今は、ビズリーチと掲載型を常に出している体制を作っています。人事が入ったので、自分たちで採用をある程度回せる目処が立っています。

正直に言うと、RPOという言葉すら初めて知ったレベルだったんですよ。ATSも含めて、導入してからちゃんと理解したくらいで。でも、Cymbiさんと一緒にやっていく中で、採用の考え方が根本的に変わりました。掲載型よりエージェント、エージェントよりスカウトという考え方が、完全に社内に浸透したんです。本当に欲しい人は、こちらから能動的に獲りに行く。それが理想の向き合い方だと。

エージェントのネットワーク、スカウト文面の作り方、ATSの使い方——すべてが社内に残っています。採用は戦略的にやるものだという認識が定着しました。これがCymbiさんと一緒にやってきた一番の成果だと思います。

菅谷: 人事採用の面接でも、その変化を実感されたとか。

Tさん: そうなんです。人事の面接で、応募者に今の採用体制を説明するじゃないですか。RPOやATSの話をすると、面接に来た方から「相当、距離が近い会社なんですね、他社のRPOと比べて」と驚かれるんです。他のRPO会社と付き合ったことはないですけど、Cymbiさんは組織の一員として動いてくれたんだろうなと思っています。

菅谷: どのような企業にCymbiのサービスをおすすめしたいですか?

Tさん: 社長が採用に深く関わっている企業。ベンチャーで言うと、トップと接する形の方が合っていると感じます。特に、自分の時間的価値を理解している社長であれば、間違いなく導入する意味があると思います。人事がいない状況でCymbiさんのようなパートナーを使う方が、多分理にかなっているって今ならはっきり思いますね。

菅谷: 最後に、Cymbiとの7ヶ月間を振り返って、一言お願いします。

Tさん: 知見を得て、時間を空けて、卒業できた。まさに、理想的な採用支援の使い方だったと思います。難しいところだと思うんですよ。知見をクライアントに与えると、クライアントは離れるかもしれない。でも、本当にクライアントの成長を考えたら、それが正しいわけで。

Cymbiさんは、そこを理解して、卒業前提で支援してくれました。自分たちで回せる状態にすることをゴールにしてくれた。それが、一番ありがたかったです。

菅谷: 本日は貴重なお話をありがとうございました!

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